マタタビ
マタタビ科
| 学会名 | Actinidia polygama (Sieb. et Zucc.) Planch. ex Maxim. |
|---|---|
| 中国名 | 木天寥 |
| 生薬名 | 又度(マタタビ) |
| 薬用部 | 虫こぶのついた果実 |
| 利用法 | 民間薬:健胃薬として煎服。神経痛や冷え性に薬用酒として服用。 |
| 特徴 | 北海道から九州及びサハリン、南千島、朝鮮半島、中国東北部、南ウスリーに分布し、山地の林に自生する落葉つる性木本。葉は卵形で長めの葉柄をもち、互生する。6〜7月、葉のつけ根に白色の梅のような花を咲かせる。雌雄異花。どんぐりのような果実をつけるが、マタタビアブラムシが寄生して虫こぶになった果実を薬用とする。「猫にマタタビ」といわれ、ネコ科の動物の薬としても利用されている。虫こぶにならない果実は塩漬けにして食用にされる。 |
| 由来 | 疲れた旅人がマタタビの実を食べて元気になり「また旅ができた」ということによる。 |
